いただきもの

頂き物　　　　　２００８１０１９　　　タイメシ

　白菜が安くないかなと、市場の中を歩いていると日本語で””爺””と叫ぶのがいる。一体だれを呼んでいるのだ、、と思っているとこちらに向かって又、爺と呼ぶ。降りかえるとどうやらこのヘンコ爺を呼んでいるみたいだ。

　呼んでいたのは、元姉ちゃん。今、妊婦だった。

　無駄話をして、トマト、衣さやえんどう、子持ちカンランの玉にならなかった菜っ葉（まるでケールの小さいもの）を貰う。爺と呼んだ事は許すことにする。白菜を貰ってこないなんて、せこくてずうずうしい爺らしくないと仰る皆様、あたしもそういいたかったけど其の今妊婦は、其の三品しか売って居なかったのです。絹さやは、筋取りして、茹でた後、菜っ葉も茹でて食べ切れなかった分は冷蔵庫で眠っています。

　しかしね、独り者に、絹さや一キロなんて少しかわいそうじゃあない？貰ってきた其の晩飯は主食絹さやと言う感じで頂きました。暫く続く、絹さやの日々、おかげで、漬物用の白菜の値段は分からないままです。キンチェーの期間が過ぎて少し経つと安くなるんですがね野菜は。